キンブル・フリーク 売っている物に関する雑学


売っている物に関する雑学



日本刀の購入方法

日本刀に限らず火縄銃や槍なんかもたまに売っているのを見かけますが、「購入の際は証明が必要」とか何か難しそうな事が書かれた書類が刀にくっついていますので、普通の人では買えないのかな~とか、購入に際して警察に何か書類を提出し、取調室で購入の理由を根掘り葉堀り聞かれるのかな~とか思っていましたが、あれこれ調べてみましたらどうやらそうではなく簡単に購入出来るようです。

日本刀は銃刀法により管理されているそうですが、購入後20日以内にその日本刀が登録されている都道府県の教育委員会に所有者が変わった事を知らせる葉書を一枚郵送するだけだそうです。意外に簡単でした。
また、古い蔵を整理していたら先祖の日本刀が出てきたという場合も発見届を20日以内に最寄の警察署に届け出るそうです(こちらは登録料や審査料がかかるようです)
これを怠るとどちらも銃刀法違反で後ろに手が回ってしまうそうです。

火縄銃(古式銃)は美術品や工芸品に分類されるそうで、こちらは難しい手続きは不要のようです。



缶コーヒーはコンビニの半額

缶コーヒーやジュースがコンビニ店の半額程度で売られていますが、どうしてこんなに安い価格で販売する事が出来るのかいつも不思議に思っていました。しかし、ある友人の話を聞いてキンブルが安いのではなく、コンビニが高いのだという事に結論が至りました。
その友人は服飾関係のお店を開店させました。立地条件はそんなに良くなく、人通りもまばらでしたが、ある時、飲料販売会社から営業マンがやってきて店先にジュースの自動販売機を置かして欲しいと言ってきたそうです。1本あたり65円で卸します。ジュースの補充はこちらでしますので、電気代だけそちらで負担して下さいとの事でした。しかし友人は断ったそうです。
その理由は、採算が合わないという事でした。仮に1本120円で販売したとして消費税を抜くと114円、1本当たり49円の利益になります。電気代が月5000円程度かかるそうで、採算を取るためには最低でも月103本売らねばなりません。103本ぐらい簡単に売れるんじゃないと思われるかもしれませんが、実際裏通りの多くの自販機が赤字のようです。結局のところ自販機は電気代でコスト高になり、コンビニは人件費やフランチャイズ料などでコスト高になります。
キンブルでも陳列など人件費はかかっているはずです。
しかし売られているジュースや缶コーヒーがいかに良心的で適正な価格で売られているか良く分かります。



壁掛け時計が定価の3分の1

キンブルで売っている物で、私が欲しいと思った商品に国内メーカー製(40cm×30cm位)のデジタルの壁掛け時計がありました。電波時計で、日付、時刻、温度、湿度を表示します。
定価がいくらだったか覚えがありませんが、キンブルでは3500円位で販売されていました。
先日、量販店で同じ物が定価の1割引きと表示があり9000円位で販売されていました。別の量販店ドン○・ホーテでは5800円で売られていました。
その他のホームセンターなどでも大体定価か1割~2割引きぐらいで同じような時計が販売されていました。
なぜ、こんなに差があるのか不思議に思いますが
以前、テレビでどこかのリサイクルショップが、大手のカタログ販売で売れ残った商品をもの凄く安い価格で大量に買い取っているのをやっていました。カタログ販売の場合はいつまでもカタログに同じ商品を掲載しているとお客さんに飽きられてしまうそうで、一定期間を過ぎたら売れ残った型落ちの商品はアウトレット店に流してしまうそうです。こういった事情で価格が他のお店よりも安いのだと思いますが、これは世にいう物あまり、過剰供給、デフレを実感できる現象だと思いました。




キンブル・フリーク